1-②メキシレチン塩酸塩の臨床開発
SBMA患者の多くは、寒冷暴露によって運動麻痺や巧緻運動障害の悪化を呈し、ADLを強く障害されることが経験的に知られていますが、その病態生理は解明されていません。予備的検討において、SBMA患者では健常人に比して、寒冷下で筋力の低下や遠位潜時の延長がみられることを見出しました。この現象から着想を得て実施した研究結果をもとに、SBMA患者に対するメキシレチン塩酸塩経口摂取の有効性及び安全性を検討する多施設共同ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験を実施しました。この結果、一部の運動機能に改善を認めたことから発展し、
2025年9月現在、医師主導治験として、球脊髄性筋萎縮症に対するメキシレチン塩酸塩の有効性及び安全性を検討する多施設共同無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験 (Med-SBMA;第Ⅱ-Ⅲ相)を実施しています。